白内障予防にサングラスは有効ですか?
紫外線を防ぐことで白内障の発症・進行予防が期待されます
白内障の原因の多くは加齢によるものですが、食生活など生活環境の改善により進行の予防が期待されます。白内障や加齢黄斑変性、翼状片などの病気は、紫外線がひとつの原因となることが知られていますので、目から入る紫外線を防ぐことが、その方法のひとつと考えられます。
紫外線は日常的に浴びる機会が多いため、屋外で過ごすことが多い方や日常的にスポーツを楽しんでいる方は、普段からサングラスを使用されることをおすすめします。紫外線カット機能のあるサングラスを着用するよう心がけましょう。しかしながらサングラスによる紫外線のカットが病気の発症予防にどの程度効果があるのかは議論の余地があるところですので、あまり期待しすぎないようにして頂きたいです。
一方でパソコンやスマートフォンが発するブルーライトが、加齢黄斑変性症などのリスクとなることが分かってきましたので、ブルーライトフィルター付きサングラスなどの使用もあわせてお考えいただくのも良いでしょう。
記事監修:「南大阪アイクリニック」渡邊敬三医師
- 2003年:近畿大学医学部 卒、近畿大学医学部眼科学教室 入局
- 2009年:府中病院 眼科、近畿大学医学部大学院医学研究科 卒
- 2011年:Brien Holden Vision Institute Visiting Research Fellow
- 2012年:近畿大学医学部 助教
- 2014年:近畿大学医学部 医学部講師
- 2016年:医療法人翔洋会 理事長 平木眼科 院長
- 2018年:南大阪アイクリニック 院長
クリニック情報
- 所在地:大阪府泉南郡熊取町大久保北3丁目174-6
- 電話番号:072-453-1750
- 診療時間:9:30~12:30、14:30~17:30
- 休診日:木曜午後、土曜午後、日曜
- 導入機器:フェムトセカンドレーザー白内障手術装置、「LenSx」、術中波面収差解析装置「ORA System」、白内障手術ガイドシステム「Verion」、超音波白内障手術装置「CENTURION VISION SYSTEM」など
記事監修
「南大阪アイクリニック」渡邊敬三医師
略歴
2003年近畿大学医学部眼科学教室入局。府中病院(和泉市)勤務、オーストラリア留学を経て、2014年より近畿大学医学部講師として白内障・角膜外来を担当。2016年より現職。
渡邊医師YouTubeチャンネル:
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- 所在地大阪府泉南郡熊取町大久保北3丁目174-6
- 診療時間9:30~12:30、14:30~17:30
- 休診日木曜午後、土曜午後、日曜
- 導入機器フェムトセカンドレーザー白内障手術装置、「LenSx」、術中波面収差解析装置「ORA System」、白内障手術ガイドシステム「Verion」、超音波白内障手術装置「CENTURION VISION SYSTEM」など