白内障になりやすい人はいますか?
高齢になるほど発症しやすくなりますが、合併症や紫外線からの発症リスクも考えられます
白内障発症の原因の大半は加齢によるものです。高齢者が発症しやすい目の病気と言えるでしょう。
ただし、白内障の発症原因は加齢だけではありません。比較的若い方でも発症する可能性があり、以下の事項に当てはまる場合発症リスクが高いとされています。
- アトピー性皮膚炎
- 糖尿病
- 薬剤(ステロイド)
- 紫外線暴露時間が長い
- 強度近視
アトピー性皮膚炎の合併症である「アトピー性白内障」、糖尿病の合併症として引き起こされる「糖尿病性白内障」、これらは若年層でも発症率が高い白内障です。また、アレルギー疾患などの治療にて長期間にわたるステロイド剤を使用している方や、強度近視を有する方は、白内障の発症リスクが高まるといわれています。その他、紫外線が白内障発症の一因になるとも考えられています。
アトピー性皮膚炎や糖尿病を患っている方、ステロイド剤を長期使用されている方、紫外線を長時間浴び続ける生活を送っている方は、白内障になりやすいとも考えられるため、注意が必要です。
記事監修:「南大阪アイクリニック」渡邊敬三医師
- 2003年:近畿大学医学部 卒、近畿大学医学部眼科学教室 入局
- 2009年:府中病院 眼科、近畿大学医学部大学院医学研究科 卒
- 2011年:Brien Holden Vision Institute Visiting Research Fellow
- 2012年:近畿大学医学部 助教
- 2014年:近畿大学医学部 医学部講師
- 2016年:医療法人翔洋会 理事長 平木眼科 院長
- 2018年:南大阪アイクリニック 院長
クリニック情報
- 所在地:大阪府泉南郡熊取町大久保北3丁目174-6
- 電話番号:072-453-1750
- 診療時間:9:30~12:30、14:30~17:30
- 休診日:木曜午後、土曜午後、日曜
- 導入機器:フェムトセカンドレーザー白内障手術装置、「LenSx」、術中波面収差解析装置「ORA System」、白内障手術ガイドシステム「Verion」、超音波白内障手術装置「CENTURION VISION SYSTEM」など
記事監修
「南大阪アイクリニック」渡邊敬三医師
略歴
2003年近畿大学医学部眼科学教室入局。府中病院(和泉市)勤務、オーストラリア留学を経て、2014年より近畿大学医学部講師として白内障・角膜外来を担当。2016年より現職。
渡邊医師YouTubeチャンネル:
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- 所在地大阪府泉南郡熊取町大久保北3丁目174-6
- 診療時間9:30~12:30、14:30~17:30
- 休診日木曜午後、土曜午後、日曜
- 導入機器フェムトセカンドレーザー白内障手術装置、「LenSx」、術中波面収差解析装置「ORA System」、白内障手術ガイドシステム「Verion」、超音波白内障手術装置「CENTURION VISION SYSTEM」など