視力が回復するまでに使用するメガネの購入は、医療費控除の対象になりますか？

白内障の手術後に購入する眼鏡は、医療費控除の対象になる場合があります。その条件は「医師の治療を受けるため直接必要なもの」(所得税基本通達73-3)となり、具体的には、手術後の傷口の保護と、傷口が治癒するまでの視機能回復のために、一定期間装用する眼鏡の購入費用などが該当します。

控除を受けるには「医師による治療を必要とする症状を有する」「医師による治療が現に行われている」、この2点が必要になります。また、確定申告の際には、医師の処方箋と領収証が必要になりますので、大切に保管しておきましょう。

眼鏡のフレームに関しては、プラスチックやチタンなど一般的な材料を使用したものであれば、控除の対象となります。ただし、特別に高価な材料を使用したものや、特別の装飾を施したものなどは控除の対象外になります。

白内障手術当日・翌日の症状について、当サイト監修「南大阪アイクリニック」渡邊敬三医師が解説しています。ぜひYoutube動画もご覧ください。

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