多焦点レンズが向かない人はいますか?
大半の方は問題なくお使いになれますが、向かない方もおられます
ほかの目の病気や強い乱視がある人
緑内障や網膜症など、他の目の病気のある方は、多焦点レンズを使用できないことがあります。また、角膜に強い乱視がある方も、適応とならない場合があります。乱視矯正が可能な眼内レンズもありますので、医師にご相談ください。
見え方に慣れるまでの時間が待てない人
多焦点、単焦点ともに、手術後に裸眼視力が安定するまでに1〜3ヶ月ほど必要です。見えかたがこれまでとは異なるため、特に多焦点レンズの場合は、人によっては落ち着くまでに時間がかかることがあります。
見え方の違和感が気になる人
多焦点レンズはやや見えかたのコントラストが甘くなるため、ぼやけて見える方もいらっしゃいます。これらの違和感は多くの場合、次第に慣れて解消されていきますが、手術前と全く同じ見えかたに戻るわけではありません。
夜間に車の運転をする機会が多い人
夜間の車のライトなど、光がにじんでまぶしく見える「ハローグレア」は、多焦点レンズを使用した場合に起こりやすい現象です。夜間に車の運転をする機会の多い方は、医師と相談のうえ慎重にレンズを選びましょう。
多焦点レンズについて、当サイト監修「南大阪アイクリニック」渡邊敬三医師が解説しています。レンズ選びのお悩みの方、選び方について詳しく知りたいという方は、ぜひYoutube動画もご覧ください。
記事監修:「南大阪アイクリニック」渡邊敬三医師
- 2003年:近畿大学医学部 卒、近畿大学医学部眼科学教室 入局
- 2009年:府中病院 眼科、近畿大学医学部大学院医学研究科 卒
- 2011年:Brien Holden Vision Institute Visiting Research Fellow
- 2012年:近畿大学医学部 助教
- 2014年:近畿大学医学部 医学部講師
- 2016年:医療法人翔洋会 理事長 平木眼科 院長
- 2018年:南大阪アイクリニック 院長
クリニック情報
- 所在地:大阪府泉南郡熊取町大久保北3丁目174-6
- 電話番号:072-453-1750
- 診療時間:9:30~12:30、14:30~17:30
- 休診日:木曜午後、土曜午後、日曜
- 導入機器:フェムトセカンドレーザー白内障手術装置、「LenSx」、術中波面収差解析装置「ORA System」、白内障手術ガイドシステム「Verion」、超音波白内障手術装置「CENTURION VISION SYSTEM」など
記事監修
「南大阪アイクリニック」渡邊敬三医師
略歴
2003年近畿大学医学部眼科学教室入局。府中病院(和泉市)勤務、オーストラリア留学を経て、2014年より近畿大学医学部講師として白内障・角膜外来を担当。2016年より現職。
渡邊医師YouTubeチャンネル:
クリニック情報
- 所在地大阪府泉南郡熊取町大久保北3丁目174-6
- 診療時間9:30~12:30、14:30~17:30
- 休診日木曜午後、土曜午後、日曜
- 導入機器フェムトセカンドレーザー白内障手術装置、「LenSx」、術中波面収差解析装置「ORA System」、白内障手術ガイドシステム「Verion」、超音波白内障手術装置「CENTURION VISION SYSTEM」など