手術後に痛みはありますか?
痛みは軽微ですが強い痛みを感じたら要注意です
白内障手術で生じる傷は2mm程度と非常に小さいもので、通常、特に強い痛みはありませんが、特に手術当日はゴロゴロする感覚や、涙がでたりすることがあるものです。こうした症状はごく一般的に起こります。手術当日は無理せず家でゆっくりすごしましょう。
ただし、手術の翌日以降、急に目の痛みが激しくなったり、見えにくさを感じたりしたら注意してください。手術後の高眼圧や術後眼内炎などが疑われます。その場合は、すみやかに医師の診察を受けましょう。
手術後の高眼圧は、手術による炎症や、眼の中を手術で触ったことによる一時的な眼の機能低下によって起こりますが、2~3日で正常な眼圧に戻ることがほとんどです。
術後眼内炎は、手術の傷から細菌が感染・増殖することにより、目の中に強い炎症が起きている状態をいいます。術後すぐに起こることが多いですが、適切に点眼薬を使用していればほとんど発症することはありません。自己判断で点眼薬をやめたりせず、医師の指示従い通院や点眼を続けてください。
記事監修:「南大阪アイクリニック」渡邊敬三医師
- 2003年:近畿大学医学部 卒、近畿大学医学部眼科学教室 入局
- 2009年:府中病院 眼科、近畿大学医学部大学院医学研究科 卒
- 2011年:Brien Holden Vision Institute Visiting Research Fellow
- 2012年:近畿大学医学部 助教
- 2014年:近畿大学医学部 医学部講師
- 2016年:医療法人翔洋会 理事長 平木眼科 院長
- 2018年:南大阪アイクリニック 院長
クリニック情報
- 所在地:大阪府泉南郡熊取町大久保北3丁目174-6
- 電話番号:072-453-1750
- 診療時間:9:30~12:30、14:30~17:30
- 休診日:木曜午後、土曜午後、日曜
- 導入機器:フェムトセカンドレーザー白内障手術装置、「LenSx」、術中波面収差解析装置「ORA System」、白内障手術ガイドシステム「Verion」、超音波白内障手術装置「CENTURION VISION SYSTEM」など
記事監修
「南大阪アイクリニック」渡邊敬三医師
略歴
2003年近畿大学医学部眼科学教室入局。府中病院(和泉市)勤務、オーストラリア留学を経て、2014年より近畿大学医学部講師として白内障・角膜外来を担当。2016年より現職。
渡邊医師YouTubeチャンネル:
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- 所在地大阪府泉南郡熊取町大久保北3丁目174-6
- 診療時間9:30~12:30、14:30~17:30
- 休診日木曜午後、土曜午後、日曜
- 導入機器フェムトセカンドレーザー白内障手術装置、「LenSx」、術中波面収差解析装置「ORA System」、白内障手術ガイドシステム「Verion」、超音波白内障手術装置「CENTURION VISION SYSTEM」など